研究論文
号 3 (2022): 千の顔を持つゲームマスター:アナログロールプレイングゲームのゲームマスタリング,主催,作成や運営について
本稿では,ケネス・バークの劇作論的アプローチを用いて,時系列に分布する様々なTRPGファンの言説サイトにおいて,卓上RPGのゲームマスター(GM)がどのように描かれているかを検証した.その結果,プレイヤー・GM関係における対話的対単一的,敵対的対非敵対的な方向性に基づき,「ファン」「チャレンジャー」「成長した者」「デミウルジ」の4つのタイプに分類されるレフリー役の理解から「レトリック・オブ・ザ・GM (ゲームマスターの修辞学)」を作成することに成功した.
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