執筆要項
本誌への投稿を歓迎しています。すべての投稿は、編集者によって評価され、本誌の目的と範囲を満たしているかどうかが判断されます。適切であると判断されたものは、受理されるか拒否されるかを決定する前に、査読に送られます。
投稿する前に、著者は、写真、文書、データセットなど、投稿に含まれる資料を公開する許可を得る責任があります。投稿で特定されるすべての著者は、著者として特定されることに同意する必要があります。適切な場合、研究は、研究が行われる国の法的要件に従って、適切な倫理委員会によって承認される必要があります。
編集者は、投稿が最低限の品質基準を満たしていない場合、投稿を却下する可能性があります。投稿する前に、研究デザインと研究の議論が適切に構成され、明確に表現されていることを確認してください。タイトルは簡潔で、要約は単独で成り立つ必要があります。これにより、査読者が論文の査読に同意する可能性が高まります。投稿がこの基準を満たしていると思ったら、以下のチェックリストに従って投稿を準備してください。
巻号による詳細な執筆要項を募集要項で発表します。
『RPG学研究』は、チェックリストの下に記載されたで原稿の種類を募集しています。
一般的なガイドライン
『RPG学研究』に原稿を投稿するには、以下のガイドラインに従う必要があります。 JARPSへの投稿原稿は、HTML形式、PDF形式の両方で公開されます。
HTML形式にはページ番号が記載されていないため、簡便な参照を可能にするために段落番号を使用します(例: 見出し1の最初の段落は[1.1]、見出し4の6番目の段落は[4.6])。ただし、原稿には段落番号を付けないでください。この作業は原稿整理の中で行われます。
その代わりに、必ず第一レベルの見出し(例: 1. はじめに、2. 背景、または原稿に適したその他のセクションタイトル)を使用してください。JARPSでは、第二レベルや第三レベルの見出し(例: 1.1、2.1.3)は受け付けておりません(これらの番号は段落のためです)。謝辞、注釈、および参考文献とゲーム目録には番号を付けないでください。以下の構成に従って投稿を整理してください。
- 概要(書評、ショートノートを除く)
- キーワード(3~6つ)
- 本文(見出し番号を付ける)
- 付記(謝辞)
- 注
- 参考文献
- ゲーム目録
句読点に関する重要な注意事項:JARPS では「.」および「,」を使用し、「。」および「、」は使用しません。原稿がこの方針に従っていることを必ずご確認ください。ただし、直接引用の場合は元の句読点(「。」や「、」など)をそのまま使用してください。
原著論文、理論論文、実践報告、教育用資料については、匿名審査による査読を行うため、これらの原稿を投稿する際には、著者名および所属を記載しないでください。
書評、ショートノート、およびエッセイについては、著者名および所属を記載したままでけっこうです。
投稿する際には、原稿ファイルとともに、画像などの付加ファイルをアップロードしてください。 画像などを原稿ファイルの中に直接埋め込まないでください。
複数の著者による論文を投稿する場合、著者のうち1名を、代表投稿者に指定していただく必要があります。代表投稿者は、投稿から公開までの一連のプロセスを通じて、投稿に対して責任を有する者とします。
[external link]という表示を単語の後に追加することで、ハイパーリンクを単語に埋め込むことができます。 ただし、短縮されたURL(例:TinyURLによって短縮されたアドレスなど)は受け付けられません。
ファイルの準備
『RPG学研究』では、Wordファイル(DOCまたはDOCX形式)での投稿を受け付けています。テンプレートファイルの使用を推奨します。
投稿原稿を送信する前に、著者を識別するすべてのテキスト内の情報とファイルのプロパティに保存されているメタデータを削除してください。 ファイルはJARPSのオンライン投稿システムにアップロードしてください。
ドキュメント変換ツール「Multi-Markdown」に慣れていて使用している著者は、原稿制作プロセスの中で(査読と承認の後に)、追加ファイルとして、自分の投稿をMDフォーマットでアップロードすることができます。 ドキュメント変換ツール「pandoc」や参考文献作成支援ツール「BibTex」を使用している場合は、参考文献としてJSON形式の参考文献も含めてください。
付加ファイルの形式
『RPG学研究』は、原稿にふさわしい画像や図の使用を奨励しています。著者は、投稿プロセスの間に(オンライン投稿システムの画面の指示に従って)付加ファイルをアップロードすることができます。
- 画像:JEPG、PNG、およびWEBPファイルを受け付けることができます(アップロード中にサイズ・容量制限を確認してください)。
- 表:別々のExcelファイル(XLSまたはXLSX形式)にして送付してください。
- 動画:JARPSでは、動画ファイルを直接受け付けることができません。ただし、他所で受け付けられた動画へのリンクを含めることはできます。 (例:YouTubeやニコニコ動画にアップロードされた動画など)。関連性が高い場合には、匿名査読を維持するため、URLで著者の身元を隠すようにしてください。たとえば、YouTubeから埋め込みコードが提供されていない場合、クリエーターがそのような埋め込みの許可を差し控えていることがあります。このような場合、JARPSにはリンクだけが記載されます。
画像や表を本文に埋め込まないでください。テキスト内の画像、表、動画に番号を付け、「図1、図2、図3…」、「表1、表2、表3…」、「動画1、動画2、動画3…」のようなかたちで、順番に参照するようにしてください。ファイルの名前は、これに対応するように、次のようなかたちで指定します。
例)図1:manuscriptKeyword-figure-1.jpg;
例)表1:manuscriptKeyword-table1.xlsx
原稿テキストの中の画像や動画を表示する場所に、このファイル名をテキストで記載してください。同様に、動画を表示する場所には、動画のURLを記載します。
すべての図や動画には、キャプションを付けてください。キャプションは、その画像や表、動画を説明するとともに、必要に応じてクレジットを記載する必要があります。テキストのファイル名の下にキャプションを配置します。画像の場合は、投稿のHTML版に画像を添えるためのコンテンツの説明も提供してください(アクセシビリティのため)。『RPG学研究』は制作過程で画像やその他の付加ファイルのサイズを変更したり再フォーマットしたりすることがあります。
許可・許諾
著作物の使用に関しては、『RPG学研究』ではなく、著者が著作使用料を支払うなどして、許諾を得るものとします。 『RPG学研究』は、特にアマチュアのロールプレイング・ゲームやアート作品に関する学術的な活動の文脈において、アイデアを表現する自由を守ることを約束します。 したがって、リプレイやシナリオなど、著作権に関する議論の止まない作品に対する原著者の許諾を、明示的にも、暗黙的にも、必要としていません。 それらのテキストの引用元のURLはすべて、公開される必要があります。 『RPG学研究』では、メディア・ソースのスクリーンショットや、リプレイ動画、クリップを、フェアユースの原理に基づいて印刷することを許可します。
引用と文献
『RPG学研究』は、原稿の本文中に注を入れる方法(Inline citation)(著者、日付)を使用しており、英語による投稿には『シカゴ・スタイル・マニュアル』第17版(Chicago Manual of Style 17th Edition)に従っています。 日本語のテキストについては、日本社会『社会学評論スタイルガイド』に従います。 ZoteroやJurisMなどの書誌ソフトウェアを使用したい著者は、各社のウェブサイトから多言語CSLスタイルをダウンロードできます(日本語の参照を正しく認識するためのスタイルには、言語フィールドに「ja」を含めてください)。
英語の投稿に英語以外の資料を使用する場合は、資料タイトルの後に角かっこ[ ]で英語の翻訳を含めます。 また、映画やゲームなどの特別な情報資源については、それらを個別にリスト化することができます(たとえば、個別にゲームをリスト化したい場合には、2つ目の見出しに「ゲーム目録(Ludography)」という見出しを付けます)。
リンクに関する注意: 長期的なアクセスを確保するために、著者の方には元のリンクを記載するのではなく、ウェブサイトの最新のInternet Archiveのスナップショットを使用することを推奨します。
引用と参照文献リストの例に関しては、スタイルガイドシートを参照してください。
盗用について
編集チームは、投稿された原稿を提出後、査読を開始する前に盗用の有無を確認します。盗用の事例は、その程度に応じて審査されます。盗用が確認された場合、受理前後、編集中、または校正段階のいずれであっても、著者には内容の修正や適切な引用を求めます。類似率が25%を超える論文については、大幅な修正が必要となる場合や、採択を見送る場合があります。出版後に盗用が判明した場合は、編集部が調査を行い、必要に応じて著者の所属機関と連携し対応いたします。また、状況に応じて論文の撤回を検討する可能性もあります。
生成AIの使用について
投稿物の最後に、生成AI(大規模言語モデル(LLM)など)の使用を明示するための免責事項を記載してください。投稿のどの部分で生成AIを使用しましたか?文章作成のためですか?データ分析のためですか?
『RPG学研究』は、LLMの使用が環境に与える影響を考慮することを著者に強く推奨します。生成AIによる画像の作成は推奨しておらず、イラストは著者自身で作成するようお願いいたします(「許可・許諾」もご参照ください)。