ローリング投稿
『RPG学研究』(JARPS)は、2023年よりローリング投稿を受け付けることになりました。ローリング投稿とは、その年の特集号のテーマに特に沿っていない論文や記事の投稿です。論文やその他の投稿の準備ができたら、いつでもこのウェブサイトにて投稿し、査読プロセスを開始できます。査読を通る場合、投稿に合う次号の特集に掲載されます。このため、投稿が受理された後、出版までに時間がかかる場合があることをご了承ください。
本誌は、アナログ・ロールプレイングに関する原著論文および理論論文を募集しています。また、教育や治療でアナログRPGを使用したロールプレイングゲームの研究やプロジェクトに焦点を当てた投稿も歓迎します。本雑誌では、授業のシラバスを含む校正ツールと教材の発行を募集しています。
可能なトピックには以下が含まれますが、これらに限定されません:
- キャリブレーションのテクニックとツール(コマンド、表示などの用語や用法)
- アクセシビリティ(会場へのアクセスの意味でも、アナログゲームを通して、社会問題へのテーマをわかりやすくする意味でも)
- 情報公開VS情報秘匿
- ブリードイン/ブリードアウト(プレイヤーとキャラクターの分別:ゲーム世界への没入と帰還、キャラクターとプレイヤーの間の感情的な相互作用)
- 若者の保護/探検できる安全なスペース
- 不正や犯罪行為に対する、コミュニティー内で起こる「見て見ぬ振り」
- マイノリティをプレイすること(LGBTQI、有色人、在日外国人、アイヌ、部落、精神疾患)
- 異文化の尊重と交流VS他文化からの盗用
- 教育現場でのRPG方法論
- プレイヤーとGM・主催者との関係性(力関係を含む)
- 娯楽に隠れた労働
- プレイ主催の法的側面
投稿について
『RPG学研究(Japanese Journal of Analog Role-Playing Game Studies)』(略称:JARPS, https://jarps.net)は、オープンアクセスの日英バイリンガルの査読付き学術誌です。クリエイティブ・コモンズライセンスに基づき、本誌では、日本のTRPGやLARPをはじめとした、非デジタル (いわゆる”アナログ”) のロールプレイング・ゲームの意義や可能性を、グローバルな文脈の中で探究し、その知見を発信していくこと目的としています。研究論文のみならず,実践報告や,社会や教育の中でこれらのゲームを活用していくための資料やツール,アナログRPGについて幅広い情報提供を行う投稿も歓迎します。
研究論文:オリジナルな調査に関する研究のもの、査読付き(和文:12,000~15,000字,英文:6,000 words)。
理論論文:概念的なエッセイ、査読付き(和文:12,000~15,000字,英文:6,000 words)
探索的研究論文:実験的・エルゴード的なエッセイ、査読付き(和文:8,000~12,000字,英文:4,500 words)。
実践報告:実践についての報告するもの、査読付き(和文:8,000~12,000字,英文:4,500 words)。
教育用資料:実践の発展に有用な教材や教育ツール等の資料、査読付き(和文:8,000~12,000字,英文:4,500 words)。
エッセイ:独自の視点で書かれた記事または学会報告、編集部査読付き(和文:4,000 ~ 6,000字,英文:3,000 words)。
書評:アナログRPGに関する文献の評価論文、編集部査読付き(和文:2,000 ~ 3,000字,英文:1,500 words)。
詳しい投稿案内に関してはJARPSのウェブサイト (https://jarps.net)をご覧ください。お問い合わせ先はeditors@jarps.netです。
締切:ローリング投稿には、提出期限はありません。査読には、少なくとも3~4ヶ月を要するとお考えください。投稿があり次第、すぐに査読を開始するようにしています。ただし、当年の特集号への投稿が優先されますので、ご了承ください。通常『RPG学研究』の新号を9月頃に発行されます。投稿を検討される際には、この点を考慮に入れてください。
新規投稿画面で、「編集者へのコメント」欄に以下を記入してください。
”年特集号外の投稿です。”
査読後、採択された場合、投稿がどのような形で掲載されるか、投稿者と号編集者とで話し合います。このため、投稿が採択された場合でも、掲載までに時間がかかる場合があります。