RPG学研究2024年度シンポジウム(オンライン)
プレ招待:アナログ・ロールプレイング・ゲームに関する3時間のカンファレンスにぜひご参加ください。学術雑誌『RPG学研究』(JARPS)の2024年特集号「アクセスとアクセシビリティ」をフィーチャーし,Game in Labと共同で開催されます。
詳細なプログラムおよび登録方法については、近日中にお知らせします。
日付: 2024/11/23
時間: 12:00-15:00 CET | 20:00-23:00 JST
今回のシンポジウムでは,アナログゲームにおける文化的,認知的,身体的アクセシビリティをめぐる多面的な課題と革新的な解決策を探求すること,そして,より包括的で多様なゲームコミュニティを発展させていくことを目的とします。
ゲームにおけるアクセスやアクセシビリティは,ゲームのテキスト,イメージ,メカニクス,素材の制作から,プレイヤーやゲーム空間による受容や流用に至るまで,広大かつ複雑な問題です。私たちは,障害のあるプレイヤーだけでなく,多様な文化,言語,社会経済的な面を背景に持つプレイヤーにとっても,ゲームをよりインクルーシブなものにするために,どのような障壁があるのが,プレイヤーがどんな障壁に直面しているのか,そしてそれらに対してどのような打開策があるのかを探求します。興味のあるトピックとしては,翻訳/ローカライゼーション,異なる能力を持つプレイヤーに適応するゲームメカニクス,ゲームシナリオにおける多様な文化やアイデンティティの表現,多様なニーズに対応するためのゲーム素材や空間などの物理的デザインなどがありますが,これらに限定されるものではありません。
2024年度JARPSシンポジウムでは、包括性とアクセシビリティの様々な側面に取り組む世界中の研究者や実務家からの発表が提供されます(詳細なプログラムは登録後にアクセスできます)。今回の発表は、同誌の2024の特集号「アナログ・ロールプレイング・ゲームにおけるアクセスとアクセシビリティの探求」に投稿された論文に基づいています。
- アクセスとアクセシビリティ — B.-O.カム・M.フロイデンタール(編集者)
- ロールプレイングゲーム「サイン」を用いた聴覚障害者への共感を高めるためのケーススタディ — P. クラインズ
- 放課後等デイサービスにおけるTRPGの活用可能性:職員のインタビュー調査による検討 — 木下豪・丹治 敬之
- TRPGにおけるアクセシビリティとしての自閉者の社会的アドボカシー — P. ユング
- LARPにおけるインクルージョン:挑戦と限界の狭間で — B. ブッツェン
- クリップ・セオリーを通じたキャリブレーション枠組みの再考 — B. リヴジー=スティーヴンス
- 教育者のテーブルトークRPGへの理解が成人教育におけるLARPの導入に与える影響 — I. ツィアラス& V. ネオフォティストス
- インディアナ・ジョーンズの脱プログラム化:子供たちとの反植民地主義的なDMのあり方 — M. カリナン
- 静寂を楽しむ:「アリス・イズ・ミッシング」におけるプレイヤー体験と感情的アクセシビリティをめぐる議論 — J-C. レイ・R. シャルトラン・K. ギュンゴル
日本語と英語の同時通訳付き
参加登録
下記のウェブサイトで登録(無料)していただくと、ZoomとDiscordのリンクが届きます:eventbriteまたはpeatix
注意: eventbriteでは、オレンジ色の「Register」ボタンをクリックし,姓名とメールアドレスの登録だけで本イベントを無料アクセスできます。不明な点がございましたら,登録で困る場合,ご遠慮なく symposium@jarps.net へ連絡してください。